こんにちは!

新潟市の税理士川畑です!

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税理士として開業する際に、ランチェスター経営にハマりました。

肩書は税理士ですが、私も税理士事務所を経営していかなければならないので、一経営者です。

税金の計算はできても、経営なんかしたこともないので、焦りました。

そこで、あれこれ調べている時に出会ったのが、ランチェスター経営です。

自分に一番しっくり来る考え方でした。

本来の在り方とは解釈が違うかもしれませんが、自分が感じたことを自分の経営に当てはめて少しずつ実践しているところです。

 

ランチェスター経営とは

ランチェスターって人の名前なんですね。

イギリス人の航空工学の研究者フレデリック・ランチェスター氏が第一次世界大戦の時に戦闘の法則を提唱しました。

その後、第二次世界大戦でアメリカが軍事戦略に活用し、戦後、日本では経営に当てはめて活用するようになりました。

このランチェスター経営ってのは、「弱者の戦略」と表現されています。

上手いこと言うなぁって感じです。

ここでいう弱者とは、中小企業や個人事業主、もしくはナンバーワン以外のことを指します。

ということは、ほとんどの会社が当てはまりますね。

しかも、ソフトバンクやHISも参考にしていたようですから、きっとホンモノなのでしょう(笑)

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経営の8大項目

経営には8つの重要な項目があるとされています。

1.商品

2.地域

3.客層

4.営業

5.顧客

6.組織

7.資金

8.時間

なんか学問っぽいですが、商売は何を、どこで、誰に、どうやって売っていくかだけですので、それを体系的に記してあるわけですね。

そして、そのウェイト付けが大切で、下記のように考えていきます。

お客様関連80%(商品関連27%、営業関連(地域・客層・営業・顧客)53%)

内部関連20%(組織関連13%、資金関連7%)

フムフム。

これだけでも、まず最初に手を付けるべきことが見えてきます。

 

弱者の戦略

 

弱者の戦略の概念として、下記のようにまとめられていました。

弱者は先発会社と差別化し、同じやり方をしない

弱者は小規模1位主義、部分1位主義を狙え

弱者は強い競争相手がいる業界には決して参入しない

弱者は戦わずして勝ち、勝ちやすきに勝つことを狙う

弱者は対象を細分化する

弱者は目標を得意なもの一つに絞る

弱者は軽装備で資金の固定化を防ぐ

弱者は目標に対して持てる力のすべてを集中する

弱者は競争相手に知られないよう、静かに行動する

よく、経営資源は、「ヒト、モノ、カネ」と言われます。

最近は、「情報」も含まれるようで。

確かに、中小企業や個人事業主には大企業のように潤沢な経営資源なんてありません。

だから、よくメディアに出るような大企業の真似をしても、うまくいかないことが出てくるんでしょうね。

やっぱり、立場によって戦い方があるんです。

 

まとめ

明日からの活動に役立ちそうなことはありましたか?

私は、特に「弱者は目標を得意なもの一つに絞る」が好きです。

まずは、何か一つ極めて、そこから横展開ってのが、私としてはしっくりきます。

なかなか事業が上手くいかない場合は、今一度、「弱者の戦略の概念」を見直してみてはいかがでしょうか。

きっと、次の一手が見えてくるハズです。

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