こんにちは!新潟市の税理士川畑です!
経理はどうしても「義務」というイメージが強い気がします。
一年に一回は税務署に申告しなければならないし、お金を借りようと思えば、金融機関に提出しなければならない。
だから、経理は面倒に感じると思います。
経理は楽しい
経営の判断材料は何でしょうか。
色々あるでしょうが、まずは絶対に自社の数字を確認するのではないでしょうか。
それがなければ現状を把握できず、何も始まらないからです。
本気で経営と向き合おうとするならば、絶対に数字が必要なんです。
そういう経営者は、早く数字を見たいから、経理の重要性を理解しています。
経理を楽しんでいます。
タイムリー
経理をする上で一番重要なのは「タイムリー」であることだと思います。
どうしても、面倒で後追いになるから、面白くありません。
とにかく、取引が発生すれば、都度処理します。
そうすれば、会計ソフトには常に最新の数字が示され、タイムリーに業績を把握することができます。
カスタマイズ
数字が大切だということは分かるが、何を見たら良いか分からない、という人もいるでしょう。
難しい分析なんか必要ないと思います。
まずは、自分が気になるところから確認すれば良いんです。
例えば、売上高。
商品別、得意先別などに見てみると、売上高の構成が分かります。
売れていると思っていた商品が実は売れていなかったり、一番の得意先の売上高が落ちていたり、細かく見ていけば気になるところがたくさん出てきます。
また、複数の店舗や業種を営んでいるのであれば、部門コードを活用して、店舗別、業種別に業績を見ることもできます。
とにかく、見てみて下さい。
そうすると、絶対に気づくことがあるんですね。
そして、知りたい数字をちゃんと分かりやすくするために、どんどん試算表をカスタマイズしてみて下さい。
おそらく、それぞれの会社にあったカスタマイズをしていかないと、試算表もよくわからないただの数字の羅列になると思います。
だから面白くないんですね。
色々とカスタマイズし始めると、早く試算表が見たくなると思います。
つまり、経理も楽しくなってくると思います。
そして早く見たいので、経理の効率化も進みます。
これが試算表の意義だと思うんです。
まとめ
確定申告シーズンで、一年に一回「大掃除」ならぬ「大経理」をされた方もおられると思います(笑)
そして、28年の業績を初めて知った方もいると思います。
これを機会に、毎日少しずつ経理をして、毎日業績を把握して、経理を経営に役立ててみてはいかがでしょうか。