こんにちは!税理士の川畑です!
今週はお客様の決算報告会でした。
黒字決算の報告はやっぱり嬉しいですね。
数字にこだわる社長は間違いなく黒字です。
弊所では、無理な節税や、無駄な借り入れはお勧めしませんので、自己資本比率80%超えのお客様もいらっしゃいます。
コロナで「まさか」が起きましたが、普段から節制している会社は意外とダメージを受けていません。
自分自身もそのような経営を心掛けたいものです。
勘定科目内訳明細書はBSの説明書
さて、決算書には勘定科目内訳明細書という書類が付いています。
決算書と言えば、BS、PLがメインなので、あまり見たことが無いと思います。
これを機会にぜひ見てみて下さい。
勘定科目内訳明細書を見れば決算書の質が分かります。
内容は別に難しいことが書いてある訳ではありません。
主にBSの中身について記載されているだけです。
従って、決算書を見ながら、分からない勘定科目があれば、勘定科目内訳明細書で内容を確認する、という感じで活用します。
しかし、全然BSの内容が説明できていない、薄い勘定科目内訳明細書に出会うこともあります。
その場合は、帳簿をしっかり確認できていない可能性があります。
つまり、勘定科目内訳明細書から、税理士とお客様との関与度合いが分かったりします(笑)
帳簿づくりは税理士とお客様の信頼関係づくり
決算書は税理士が一人で作ることはできません。
絶対にお客様との協力が必要になります。
というのも、日々のお金を動かしているのはお客様であり、資料だけ見ても分からないことがあるからです。
ましてや、通帳を見ても、そこに使途がメモされていなければ、なんのこっちゃサッパリ分かりません。
ありがたいことに、「税理士」は帳簿のプロとご認識頂いているのですが、さすがにメモのない資料を見ても、魔法使いではありませんので内容までは分かりません。
従って、税理士とお客様の共闘体制が必要です。
この関係性があることで、数字とお客様の経済活動がリンクして、税理士からはより良いアドバイスを受けることができますし、お客様は数字に強くなります。
まとめ
業績の良い会社は、間違いなく社長が数字を良く見ています。
稲盛和夫さんの著書「実学」が良い例ですね。
急に決算書が読めるようになるわけではありません。
では、決算書を読めるようになる為に、何から勉強すれば良いのか。
一人で悩まず、税理士に相談しましょう。
まずは、毎月の試算表を説明してもらって下さい。
経営をする上で外せない「勘所」がありますので、それを教えてもらいましょう。
税理士こそ中小企業の身近な支援者だと思います。
税理士との経営相談を希望される方は、お気軽にご連絡下さい。
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