こんにちは。
税理士の川畑です。

「日報って、正直めんどくさい」
そんな声、よく聞きます。
でも日報って、**“書かせるためのツール”じゃなくて、“経営に活かすための道具”**なんです。

今日は、私が実際の現場で感じている「日報の本当の価値」について、少しお話しします。


📊日報が見える化してくれるもの

たとえば、ある1つのプロジェクトに
・何人が、どれだけの時間を使って
・どんな材料や外注費をかけて
・最終的にいくらの粗利が出たのか

これを後から正確に把握するのって、実はとても難しいですよね。

でも、日報をつけていれば――
プロジェクト単位で“原価”が見えるようになります。

これって、経営判断においてものすごく大きな武器になります。


⏱「投下時間の見える化」で、仕事が変わる

もうひとつ大きな効果が、
“自分がどの仕事にどれくらい時間をかけているか”がわかること。

これが見えるようになると、自然と
「これは時間かけすぎてないか?」
「もっと効率化できる方法はないか?」
という意識が働くようになります。

結果として、チーム全体の生産性が上がっていくんです。


💡日報を“育てる”感覚で

日報って、最初はちょっと面倒かもしれません。
でも、大事なのは“書かせる”ことではなく、
「見て」「活かして」「改善につなげる」こと。

現場で実際に使いながら、
・どのフォーマットが一番いいか
・何を書けばムダなく情報が取れるか
を一緒に育てていく感覚が大事です。


🤝 数字と現場がつながる日報へ

私自身、経営数字を見る立場として、
「日報がきちんと活用されている会社は強い」と感じています。

・原価の把握
・時間意識の向上
・現場の見える化
・改善スピードのアップ

これらはすべて、「利益を生む経営」には欠かせない要素です。