こんにちは!税理士の川畑です!

「貸借対照表って難しそう…」

そう思ってる社長、多いと思います。

でも結論から言うと
貸借対照表=ただの持ち物リストです。

これが分かれば、一気にハードルが下がります。

■ 貸借対照表の正体はこれ

貸借対照表(BS)は、シンプルに言うとこうです。

・左側:資産(プラスの財産)
・右上:負債(マイナスの財産)
・右下:純資産(プラスとマイナスの差額)

つまり

「会社が何を持っていて、それがどうやってできているか」

を表しているだけ。

当然ですが

→ 資産が多い方が良い
→ 負債が多いと純資産はマイナス(=債務超過)

になります。

債務超過になると
銀行からの評価は一気に下がります。

■ 一番大事なのは「正確性」

ここめちゃくちゃ大事です。

この持ち物リスト、
正確じゃないと意味がない。

むしろ

→ めちゃくちゃな決算書
→ 実態とズレている数字

これ、金融機関からすると

「めっちゃ怪しい会社」

と見られます。

■ 要注意ポイントを具体的に解説

ここからは、実務でよくある「危ないポイント」を見ていきます。

① 現金

「現金」は手元の現金残高。

ここが数百万円とかになってる決算書、
正直かなり怪しいです。

本当にあるならOK。

でも実際は

→ 帳簿上だけある
→ 実際はない

これ、めちゃくちゃ多い。

この状態で銀行に行くと

「そんなに現金あるなら融資いらんやん」

となるし

「実はありません」と言うと

「その決算書、信用できませんよね?」

で終わります。

→ 会社を守る第一歩は現金管理です。

② 預金

「預金」は銀行口座の残高。

ここで確認すべきは

→ 帳簿残高
→ 通帳残高

一致しているかどうか。

実際に上場企業でも
ここがズレて問題になったケースがあります。

第三者がチェックする時も

「一致しているか」

を見ます。

当たり前やけど、めちゃくちゃ重要です。

③ 売掛金

売掛金は

→ 売ったけど、まだ入金されてないお金

です。

ここで大事なのは

→ 回収するまでが仕事

テキトーにしてると

→ お金は入ってこない
→ 経費だけ先に出ていく

結果

→ 資金繰りが一気に悪化

この苦しさは
経営者しか分かりません。

だからこそ

→ 売掛金の管理は経営者主導でやるべきです。

④ 棚卸(在庫)

在庫が多いということは

→ お金が商品に変わって
→ まだ売れてない状態

つまり

→ キャッシュが寝てる

ということ。

当然

→ 資金繰りは苦しくなる

さらに

→ 売れない在庫を放置すると
→ 税金だけ払うことになる

ので要注意。

→ 在庫は「お金」と同じ感覚で管理すること。

⑤ 貸付金

貸付金は

→ 誰かに貸しているお金

です。

これ、金融機関めちゃくちゃ嫌がります。

理由は

→ お金が外に流れている会社

と見られるから。

→ 融資したくなくなるのは当然です。

⑥ 固定資産

建物、車、機械など。

ここでよくあるのが

→ もう無いのに載ってる
→ 使ってないのに残ってる

この場合

→ 無駄な税金を払っている可能性あり

特に

→ 償却資産税の申告書

は一度見直すのがおすすめです。

■ まとめ:BSは経営そのもの

貸借対照表は難しくありません。

→ 持ち物リスト
→ お金の流れが分かるリスト

これをちゃんと見れば

→ 資金繰り
→ 安全性
→ 経営のクセ

全部見えてきます。

■ 最後に

経営者には

→ 試算表を愛してほしい

数字は冷たいようで

→ 会社を守るための一番優しい情報です。

大切な人達を守るためにも

→ 自分の会社の「持ち物」をちゃんと見てください。