こんにちは!

新潟市の税理士川畑です!

私が開業時にハマったもの。

それがランチェスター経営。

ランチェスター経営ってのは、弱者の戦略のことでした。

基本はこちらで。

「弱者の戦略を考える 基本」

 

ハマった理由は、弱者には弱者の戦い方があるからということを知ったからです。

メディアに取り上げられる大企業の輝かしい姿を見てもピンと来ませんでした。

「経営資源が豊富やからできるんやろ!」って思ってしまうこともあります。

それに、結構「管理」的なお話が多かったりします。

お客様も従業員もいなければ・・・「何を管理するねん!」って思っていました(笑)

 

また、ビジネス書を結構読んでいたのですが、なかなかしっくりきません。

今考えてみると、サラリーマン系のビジネス書を手にしていたような気がします。

サラリーマンが組織内で出世するのと、個人事業主が開業するのとでは、話が全く違います。

それにやっと気づきました(笑)

こういうところから、躓いてきました。

これを繰り返していると、なんとなく自分に必要なものが分かってきたような気がします。

 

この弱者の戦略では、「経営には8つの項目がある」と述べています。

その1つ目の「商品」にフォーカスを当てて、考えてみたいと思います。

 

何で勝負すべきか?

独立を考えた時、「何で飯を食っていくか」ということを考えなければなりません。

どんな商品、サービスを扱うのか。

これが難しいところだと思います。

商品とお客様という観点から考えてみると良いようです。

そして、成功率が高い順に下記のようになります。

商品:類似 お客様:同じ 成功率が1番高い

商品:違う お客様:同じ 成功率が2番目に高い

商品:類似 お客様:違う かなり難しい

商品:違う お客様:違う いきなりやると大失敗

商品が「類似」or「違う」、お客様が「同じ」or「違う」ってのは、今までやってきた仕事と一緒かどうかってことです。

ようは経験があるかどうかですね。

そういうえば、日本政策金融公庫で創業融資を受ける場合、今までに経験があるかどうかってところを判断材料の一つにされていました。

フムフム。

やっぱり繋がりますね。

きっと、この考え方が事業が潰れにくいスタイルの鉄板なんでしょう。

 

好きかどうかも大切

あとは、それが本当に好きかどうか、つまり情熱を注げるものかどうかってのも大切だと思います。

私は、結構好きかどうかにこだわりました。

基本的に、好き嫌いが激しいので、嫌いなことはやりません(笑)

ってか、できません。

でも、「好き嫌いは別として、得意なことがあればマネタイズできる」って本で学びました。

つまり、「嫌いなことでも得意なことがあればお金になる」ってことですよね。

これにはすごく頭を悩まされました。

でも、結局私には当てはまりませんでした。

結局は、「得意なこと=好きなこと」だと思いましたので。

子供の時を思い出すと、嫌いなのに得意なことなんか一つもありません。

私は、運動大好き人間でした。

ただ長距離走や、水泳は大っ嫌いでした。

案の定、長距離走はそんなに早くないし、水泳もそんなに長く泳げません。

だいたい、得意であれば、自分ができて嬉しいので好きになるんですよね。

ってことで、個人的にはスッキリしました。

ただ、ビジネスとは「誰かの役に立って初めてお金をもらえる」ということです。

だから、ただ好きなだけでは、なかなかマネタイズできないので、バランスが難しいところです・・・

 

勝ちパターンを意識する

これは、ある方に教えて頂いたのですが、今まででの成功体験を繰り返すのが良いとのこと。

確かに、自分が成功したことってのは、次も成功する確率は高いですね。

成功って言われてもなぁ・・・

意外と自分では分からなかったりします。

周りの方の客観的な意見を聞いてみても良いかもですね。

 

まとめ

好きなこと聞かれて、すぐ思いつきますか?

私は、思いつきませんでした。

強いて言うなら、体を動かすことでしょうか。

昔っから運動バカでしたので。

それ以外には・・・・「?」って感じです(笑)

そんな時は、先に嫌いなことを列挙することをオススメします。

嫌いなことをやったところで、成果も上がりませんし、時間の無駄だと思いますので。

時間は有限。

明日があるかどうかなんて不確定。

それなら、「今」納得する時間を過ごしたいじゃないですか。