こんにちは!新潟市の税理士川畑です!
税理士試験でかなり役に立ったのが、間違いノートの存在です。
ただ、作るだけでなく、ちょっとした工夫が必要なんです。
ちょっとした工夫とは・・・
間違いノートを作る際に気を付けていたことは3点。
1.タイミング
2.シンプル
3.メンテナンス
1.タイミング
勉強をし始めた頃ではなく、基本論点を一巡したくらいのタイミングで作り始めていました。
勉強をし始めた頃に作ってしまうと、間違えまくりなので膨大な量になってしまいます。
基本論点を一巡したくらいだと、ある程度、量は減ります。
このタイミングで作り始めると、自分のクセが見えてきます。
例えば、全然難しくもない論点でよく間違えたりしていることに気付きます。
私は、これが一番大切なんだと思います。
自分の脳ミソが、間違えるパターンを分析してやることで、効率的に苦手論点の対策をすることができます。
そして、ケアレスミス、言い換えると絶対に点を稼がないといけない論点で取りこぼすことが、極端になくなります。
2.シンプル
間違った個所は、できるだけシンプルに一行で書くようにしてました。
あんまりダラダラ書くと論点がズレたり、そもそも書くのが嫌になったりします。
自分が間違えた本質をズバッと書けるようにすることで、自分がなんで間違えていたのかが分かったりもします。
そういう意味でも、シンプルに書く必要があります。
3.メンテナンス
間違えたところを、ノートに書きますよね。
じゃあ、一回書いただけで覚えることもあります。
そういう論点はドンドン削除していきましょう。
間違いノートを何度も見直して、知識として定着したものは省いていかなければなりません。
できれば、紙一枚が理想です。
なぜか。
これは、最終的に試験会場に持っていきます。
そして、試験開始前にサッと、自分の弱点を復習するのです。
これだけで、絶対に合格率は上がると思います。
だから、常に知識をメンテナンスして、紙一枚に収まるようにすべきなんです。
ってことは、紙一枚に収まるように、何度も何度もその紙を見直して、復習しなければならないってことです。
もう、間違いノートじゃありません。
間違いメモなんです!
まとめ
間違いノートって、自分の牙を研ぐ作業だと思うんです。
これがしっかりできれば、しょうもないミスは各段に減ります。
作っていない人は、是非、やってみて下さい。
本番では1点が命取りですから。
この1点の中に、どれだけの受験生がひしめきあっているか。
「たかが1点、されど1点」なのです。