こんにちは!
新潟市の税理士川畑です!
財務分析ってムズカシイ計算式ばかり出てきます。
でも、「それ覚えとかなアカンの?」ってものはたくさんあります(笑)
経常収支比率とは
経常収支比率の計算式を見て、笑ってしまいました。
「そんなん当たり前やん!」って。
経常収支比率ってのは、一定期間における支払能力を判断する指標です。
計算式は、下記の通り。
経常収支比率(%)=経常収入÷計上支出×100
経常収入は、売上代金や営業外収入の入金。
計上支出は、仕入代金、人件費その他の経費の支払。
当たり前ですけど、100%以上ないとヤバイです。
本業で入ってくるお金と出ていくお金を比べて、入ってくるお金が多ければ良いってことですね。
当たり前でしょ(笑)
当たり前やけど・・・
経常収支比率が100%以上だと、資金余剰があるってことですから、資金を貯めるなり、借入金を返済するなり、設備投資をすることができます。
しかし、経常収支比率が100%未満の時だってあります。
つまり、自己資金を投入するか、借入が必要になります。
だから、当たり前の指標なんですが、意外と重要です。
正直、経営者であれば、経常収支比率を見るまでもなく、入ってくるお金と、出ていくお金とでどちらが多いかくらいは、分かっているハズです。
分からなければ、早急に分かるようにすべきです。
もし、入ってくるお金より、出ていくお金の方が多いのであれば、原因を突き止めましょう。
そして、速攻で改善策を立てて下さい。
まとめ
お金の入出金はさすがに把握してますよね(笑)
よく「起業したての頃は、毎日預金の残高だけを気にしてた!」なんて話を経営者の方々から聞きますが、ある意味理にかなってます。
もし、資金繰りが厳しくて、借入が必要であれば、すぐに動きましょう。
中小企業の場合、信金や信組の方が、融通が利いて、付き合いやすかったりします。
こういった判断をする為にも、財務分析が大切なんです。
でも、財務分析をする為には、適時正確な帳簿が作られている必要があります。
これは、あくまでも自社でやるべきもの。
この帳簿があって初めて税理士もアドバイスできます。
ぜひ、上手に税理士を使って下さい。
「経理は税理士に丸投げ!」って人は、もったいないですよ。