こんにちは!新潟市の税理士川畑です!
小規模企業共済の話が続きます。
続きます。
でっかくなっちゃった!
小規模企業共済ってのは、個人事業主、中小企業の経営者の退職金の積み立てが経費になって、もらう時は退職所得扱いになる為、税金が安くなる、ってものでした。
加入資格要件は、「小規模」企業共済ってくらいなので、小規模です。
例えば、卸売業、小売業、サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)の場合は、常時使用する従業員の数が5人以下となっています。
その他の業種を確認したい場合はコチラ。
じゃあ、一つ疑問が生じます。
最初は小さくビジネスを始めて小規模企業共済に加入しました。
その後、成功して規模が大きくなった場合はどうなるのか。
もしかしたら、解約しなければならないのか・・・
答えは継続できます!
一つだけ、要件があります。
地位が変わらなければ、ということです。
でかくなるタイミング
例えば、個人事業主の場合、節税効果を考えて法人成りすることが考えられます。
小規模のまま法人成りすれば、問題なく継続できます。
だって、地位は、個人事業主から法人の役員に変わったかもしれませんが、「小規模」ですので。
しかし、規模が大きくなって、法人成りした場合、「小規模」ではなくなり、地位も変わってしまっているので、継続することはできません。
まとめ
儲かってから入るってのも一つですが、その頃には「小規模」を満たせなくなって、「加入できなかった!」ってなったらもったいないです。
ちょっとした注意点はありますが、最低1,000円から掛けることができますので、とりあえずお守り代わりに入ってみてはいかがでしょうか。
私が実際に独立してから思うのは、「自分が倒れたら終わり!」っていうリスクから目を背けてはいけないな、ということです。