こんにちは!
新潟市の税理士川畑です!
平成28年10月1日に、神戸から新潟に引っ越してきました。
私は生まれも育ちも神戸。
なぜ急に関西人が新潟に引っ越してきたのか。
それは、3人の子供たちを、奥さんの実家がある自然豊かな新潟で育てたい、と考えたからです。
人脈ゼロ。
それならなおさら会計事務所に勤務すべきだったでしょう。
でも、私はフリーランスの道を歩むことを選びました。
理由1.父の存在
私の父は空手の道場を経営していました。
昔から、自分の好きなことをとことん貫き通して、日々楽しそうな父の姿を見て育ったので、いずれは自分もそうなりたい、と自然と思っていました。
だから、「起業したい!」という気持ちが強かったのです。
たった一度っきりの人生。
そして、明日はどうなるか分からないのが人生。
どうせなら好きなことをして、悔いのない人生を送りたい。
それなら、少しでも早い方が良いと思いました。
理由2.自分が良いと思うことをやりたい
関西では3つの事務所に勤務しました。
その当時は資格はなかったので、税理士補助という立場でした。
「補助」と言っても、結局は担当制で、お客様の対応は各担当者に任されていました。
ただ、一生懸命お客様の対応しても、そもそも契約をしているのは、私ではなく所長なのです。
所長の方向性に共感したお客様が来られるので、どうしてもズレが生じる場面があります。
例えば、私は無理な節税は会社をダメにする、と考えています。
しかし、節税に積極的な所長で、それを望むお客様の場合、私の考えは悪となってしまいます。
こうなると、自分の力を100%発揮することができません。
自分が良いと思うことができない。
人の役に立ちたい、と思って税理士になったのに、これじゃなってもならなくても一緒です。
理由3.お客様と同じ感覚で話したい
税理士のお客様は経営者がほとんどです。
数字をもとに、時には経営アドバイスを行う場面もあります。
にもかかわらず、自分自身が経営もしたこともない、雇用もしたこともない、借入もしたこともない、っていう状況に違和感を感じていました。
どうせなら、ちゃんと経営者の方々の苦しみを味わって、同じ感覚で話したいと考えていました。
フリーランスの道を歩んでみて
人脈が全くないところで、信用を売る商売の税理士事務所を経営するのは、正直めちゃくちゃ大変です(笑)
しかし、「今」が人生で最強に楽しいです。
そういえば、父に「今を生きろ!」と良く言われていたのを思い出します。
自分が良いと思うことをとことんできる。
これ以上の喜びはありません。
まとめ
見知らぬ土地でも、周りの人たちに支えられてなんとかやっています。
思い切って、飛び込んでみることで、世界は急に広がります。
これぞ、人生の醍醐味です。
感謝。