こんにちは!新潟市の税理士川畑です!

 

独立すると、節税に走る気持ちは良く分かります。

先輩経営者からのアドバイスもあり、自然と節税の情報が集まってくるからです。

ここで気をつけておかないといけないのが、節税と脱税のボーダーです。

 

まずは節税と脱税の違いですが、ざっくりとセーフかアウトかってことです。

じゃあ何がセーフで何がアウトなのか。

アウトは3つ。

1.売上の除外。

2.架空経費の計上。

3.在庫の調整。

ここまではとっても分かりやすいと思います。

 

私がお客様から頂く質問で一番多いのは、経費のボーダーについてです。

「どこまでが経費ですか?」

経費が多いと利益が減って税金が安くなるので、やっぱりこの質問になってしまいます。

確かに、節税の基本は経費を漏れなく計上することでしょう。

これについては、誰に対しても、胸を張って事業に関係すると言えるのであれば、立派な経費だと判断して頂ければと思います。

迷うことも多々あるでしょうが、いかにマイルールを保てるかじゃないでしょうか。

独立すると良くも悪くも自分次第です。

いずれにしても、節税に走り過ぎて一線を越えないようにしたいところです。

そして、何よりも税金が安くてラッキーではなく、経営状況は大丈夫なのか。

これだけは絶対に見逃さないようにしなければなりません。

 

目標に向かって一生懸命なお客様をサポートできる。

これこそが、税理士のお仕事の一番面白いところです。