こんにちは!
新潟市の税理士川畑です!
私は働きながら税理士試験を受験していました。
家族を養いながらですので、もちろん正社員で。
ってことは、朝から晩までは嫌でも仕事をしなければなりません。
一応国家資格ですので、それなりに勉強時間は必要です。
私は、この勉強時間の確保の方法が合否を分けると言っても過言ではないと思います。
勉強時間の目安
じゃあ、どれだけ勉強時間を確保しなければならないのでしょうか。
個人の能力、受験科目によっても違いますが、私は1科目に対して、下記の時間を確保するようにしていました。
平日3時間、休日6時間。
もちろん試験間近になれば、勉強時間は増えます。
ひとまず、これくらいやっておけば、定期テストでは合格ラインには入っているような感じです。
税理士試験は絶対評価ではなく、相対評価です。
自分の出来がどうであろうと、受験生の上位10%が合格するような試験なので、私は「勉強時間だけは負けないようにしよう!」作戦で挑んでいました。
ついつい、「働きながらだから1時間もやれば上出来や!」と思ってしまいがちですが、ライバルには、自分と同じ社会人だけでなく、比較的時間の取りやすい学生や、受験に専念している人たちもいることを忘れてはいけません。
時間確保の方法
1.早起き
やっぱり早起きは絶対ですね。
頭がめちゃくちゃ冴えていますし、邪魔するものが無いので、勉強時間としては最適です。
この「邪魔するものが無い」がポイントです。
だから、携帯電話との付き合い方は気を付ける必要があります。
携帯電話が手元にあると、気が散って仕方ありません。
2.隙間時間
どうしても働きながらだと、まとまった時間を確保するのは至難の業です。
それでも諦めず、隙間時間を有効活用しましょう。
通勤時間、お昼休み、移動時間などちょっとした空き時間も無駄にしてはいけません。
試験間近になると、お風呂に入りながら、歩きながら、理論を回していました。
問題を解く時はどうしてもまとまった時間が欲しいですが、その場合は週末にしたり、もしくは第一問だけを短時間で解いたりしていました。
3.仕事のメリハリをつける
私が勤務していた事務所は、結構ハードなところでしたので、時期によっては終電近くまで仕事をしていたこともありました。
その中でも、授業だけはしっかり受けさせてもらえたので助かっていましたけどね。
勉強は辛かったので、どうしても仕事に逃げたくなります。
言い訳もしやすいですし。
何よりも、仕事をやっている方が断然面白いので。
でも、絶対に逃げちゃダメです。
とにかく、仕事は効率化し、集中して自分が決めた時間には帰れるようにする工夫が必要です。
なぜ自分が税理士を志したのか、を思い出せばできるはずです。
モチベーションを維持するのは大変ですが、私は色んな税理士のブログを見て乗り切りました。
特に、井ノ上陽一さんのブログはオススメです。
自分の人生の中でメンターのような存在の人が何人かいます。
そのうちの一人ですね。
このブログがなければ、税理士試験も途中で挫折していたかもしれません。
4.トレードオフを覚悟する
睡眠、最低限の生活(食事、入浴等)、仕事以外の時間を見直しましょう。
つまり、飲み会、家族との時間、趣味の時間など。
人生にはこういった時間も大切だと思います。
でも、税理士試験には不要です。
やっぱり時間を確保する為には、犠牲も必要です。
私は長男との時間を犠牲にしてしまいました。
しかし、その分早く税理士試験を終えることができ、今では一緒に過ごせる時間も増えました。
価値観は人それぞれ。
時間は有限です。
自分の持ち時間をどのように投資するかで、人生はガラリと変わります。
自分の目標を達成する為に、今すべきことは?
飲み歩くべきか、勉強すべきか。
答えは明白です。
まとめ
1.早起き
2.隙間時間
3.仕事のメリハリをつける
4.トレードオフを覚悟する
これで、勉強時間は確保できるハズです。
最後に、一つ気を付けなければならないことは、絶対に睡眠時間を削らない、ということです。
全く勉強がはかどりませんので(笑)
もしかしたら、一番最初に確保すべきなのは、睡眠時間かもしれません。